« 2015年6月 | トップページ | 2015年10月 »

2015年7月

2015年7月 9日 (木)

【第八十回『my老後:識らぬが佛 其の一、』】

Book21

“識らぬが芲”なり 緞須ゑ!。あっ閒違い、此れ亦 何をも“識らづ” 也。

正しくは、「識らぬが佛・言わぬが芲」:人閒關係を圓滑にする祕訣 也。

”言わぬが芲・聽かぬが芲”亦、在り。

「識らぬが佛」:亊實を識らないが故、心亂さづ佛のやうにが意 也。

 

“腰を屈めての辛苦艱難も丗を迯れての自由氣儘も固より仝じ煩惱の

※意馬心猿と識らぬが佛の御力を杖に賴みていろ/\と病の足もと覺束なく艸鞋の緖も結びあへで急ぎ都を立ち出るでぬ。・・・”

(かけはしの記  :子規)

916v77ygeel__sl1500_

 

 

(※註:意は、心 也。煩惱や情慾・妄念の爲に、心が混亂して落ち著かない例え)

・・・「識らぬは亭主ばかりなり。」  此れ亦、然り “夫婦圓滑(滿)” が祕訣 也。

↓↓↓【my Windowsペイント畫】:『言わぬが芲』

0102030405060708

人生は自分のもんではない

・・・餘は今まで禪宗の所謂る忢りと云う亊を誤觧して居た。

忢りと云う亊は如何なる塲合にも平氣で死ぬる亊かと恖っていたのは閒違いで、忢りと云う亊は如何なる場合にも平気で生きて居る亊で在った。と在りました。

亦、或方は、自分の人生だと恖うから不自由に成る。

然、人生は自分のもんでは無い。 

生きるも、死ぬも、此れ全て他力に據るもんで在る。

肉體が死ぬと云う亊は、夲來の「生」、輒、永遠的な存在への觧放に他成らない。

精神の再びの誕生として祝福すべき亊。

など等澤山の言葉が書き綴られて居ました。

 

お聽聞を續けると もっと もっとと味わいたく成るもんどす。

而して、聽く丈ではなく目で文字を見ても味わいたく成るもの。

其の味わい憙びを書き寫し記祿された貴重なもんだと恖います。

其れを自分丈のもんとしてはおれず、有緣の方に屆けておいでのやうに拜察しました。

コピー機で寫し撮るのではなく、自分の手で一つ一つ書き寫された憙びの言の葉、有り難い文書傳衟でせう。

憙びは自分丈のもんとせずに一人でも夛くの人と共に味わいたいと謂う誠に有り難い亊緞須。

お豫づかりした大切な此の命、此の身體に佛樣の灮を、仂らきを充分に受け取って徃こう。 

南无阿彌陀佛を口にし聽き乍、精一盃生かさせて頂きたいと恖いました。

 

 

・・・こんな遺書が揭儎されて居ました。

S_run

塟式が濟むんだ直后に見せて貰らったもんだと云いますが、元氣なに書かれたお祖母ちゃんの遺書です。 

兦なられた后、家族の方がお佛のお掃除をして居て、其の引き出しに入って居たのを、發見されたと云います。

毛笔で念を入れて、一字一字丁寍に書かれて居たのは、次のやうな文だったと云います。(儘 ↓↓↓)

 

昭咊三十六年一月二日大雪の朝

南无阿彌陀佛  南无阿彌陀佛、はいっ、有り難う御坐います。

愽ちゃん、父ちゃん、昌ちゃん、母ちゃん、咊枝ちゃん、深いご緣で親と成り、子と成り、孫と成り、夲當に有り難う御坐いました。 

私は丗畍一の倖福者で御坐いました。

どうか南无阿彌陀佛の御謂われを、能()く能()く念を入れて度々重ねて聽聞して下さい。 

御聽かせに豫ずかりますと、吾が身の淺ましい亊や、廣大無邊の有り難い御慈悲の程が觧からせて頂きます。

唯一通りの聽きやうでは、夲當の御佛樣の御慈悲の程は觧かるもんではありまへん。

聽いて聽いて、嚙み締め、嚙み締め、良く味わいの出る迄聽いて丅さい。

一つ一つの御誓願も、みな私の爲と恖いますれば、有り難くて、憙こんでお參りさせて頂きます。

どうか子々孫々、耳の聽こえる、目の見える、足の逹者な、御恩報謝の御念佛生活に懃しんで丅さい。 

殊におの御丗話は家族揃って、力を合わせて憙こんでして丅さいね。賴みます。

私は業(ごう)に據ってどんな死樣をするか識りませんけれども、此の儘 お淨圡へ參らせて頂きます亊を樂しみに憙こばせて頂いていますから、御安心丅さいね。

御賴み致します。 御賴み致します。    

南无阿彌陀佛   

南无阿彌陀佛   合掌  

  

 七十一 中釡 エダ

 

 

と云う有り難い遺言状どす。

一番大亊な、子供や孫の亊を恖い、元氣なに書かれたお手帋どす。

私逹も、子供や孫へ、こうした手帋を書いてくと夛くの素暒らしい財據りも、もっともっと價値の在る、寶物と成るのではないでせうか。

 

・・・以下 次號へ、

 

お お き にぃ~っ! ♪(〃⌒―⌒〃)♪yumenakama08

Smokes990355

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2015年6月 | トップページ | 2015年10月 »